リハビリテーションを受けたいが当院まで通院が難しい方、リハビリテーションを短期間でも続けて受けたい方が対象です。
入院中は1日2回、午前と午後にリハビリテーションが受けられます。詳しくは医師と相談して下さい。
1. 野球肩・野球肘(7日から10日間の入院治療で「ミニキャンプ」と呼びます)
前半の治療としてインナーマッスル訓練、後半の治療としてアウターマッスル訓練、加えて、運動連鎖の理論により体幹と下肢の調整訓練も同時に行います。
治療のため注射をすることもあります。
また、スポーツ栄養や野球肩に関する勉強会を受講していただきます。
退院8週後の復帰率は80%です(スポーツ研究会に報告済み)。
※社会人ミニキャンプの勧め(5日間の入院リハビリテーション)
例えば、木曜日に入院して月曜日に退院します。土曜日も日曜日もリハビリテーションを受けられます。
上記ミニキャンプの短縮版です。
2. 胸郭出口症候群(約2週の入院治療)
入院後の治療内容は以下のとおりです。
- 首にポリネック固定、上肢三角巾固定で安静
- ステロイドの点滴注射
- 頚部と肩甲骨周囲の筋力訓練
- 肩のインナーマッスル訓練
- 症状により神経ブロック注射
3. 腰部脊柱管狭窄症(約2週間の入院治療)
入院後の治療内容は以下のとおりです。
- 安静臥床
- 腹筋、大腿四頭筋、大臀筋、背筋、ハムストリングスの筋力強化
- ステロイドの点滴注射
- 症状改善がない場合は麻酔科医師による硬膜外ブロック注射