生活習慣病科の紹介

生活習慣病科では、肥満症や高血圧症、2型糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症といった疾患群(生活習慣病)を医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、放射線技師、運動療法士からなる医療チームで診療を行っています。治療の骨子は生活習慣の実態を系統的に詳しく解析し、病態の改善に取り組みます。外来での診察だけでなく、入院による介入も行っています。

外来診療の流れ

当院 整形外科受診

  • 体重
  • 血圧
  • 尿・血液検査
  • 胸写
  • 心電図
  • エコー検査

などに異常所見あり

個人や町・職場の健康診断

異常所見を指摘された

生活習慣病科

《グラフ化生活日記》

※詳細はここ↑↑をクリック

《食行動質問表》

※詳細はここ↑↑をクリック

医師による診断

医師、検査技師など

管理栄養士による生活習慣の聴き取り

医師、看護師などによる標的病歴の詳細な聴き取り

医療チームによる治療の概要

主幹治療の《ボウル法》(※クリックで詳細表示)をもちい病態の修復を試みているが、個々の症例、治療経過などに応じて、補強や強化に必要な治療法《治療の枠組み》(※クリックで詳細表示)を導入しています。

入院中の介入について

介入適否の評価

  • 臨床検査の結果
  • 身体計測の結果
  • 食習慣の調査結果
  • ライフスタイルの評価結果 etc

生活習慣病医療チームによる治療的介入

治療のノウハウを理屈ではなくしっかりと身体に刻み込むのに、入院は最適な環境です。この体験を活かすことが出来れば、病態改善を長期にわたって維持できるようになります。

ボウル法導入を見すえた個人指導

  • グラフ化体重日記法の導入
  • 30回咀嚼法(※詳細はクリック)の導入
  • 症例および治療期に応じた個々の治療法

特殊治療食を介し食事栄養の在り方を習熟

  • 糖尿病食
  • 脂質異常食
  • 痛風食
  • 減塩食
  • 日本食化(超)低エネルギー食

特殊食を体験し、これまでの食事内容(栄養バランス)や食べ方などを改善することで、長期に耐える食習慣を体得する。

※当科は予約制となっています。受診をご希望の方はご予約をお願い致します。

連絡先医療法人日晴会 久恒病院 生活習慣病科
電話番号092-932-0133
診療日(時間)月曜日〜金曜日( 09:30-11:30)
休診日土、日、祭日

受診の手引き

初めての受診の方は必ず保険証、お持ちならお薬手帳、検査結果等を持参下さい。
医師の診察により他科受診が必要と判断された場合は、別途紹介させて頂きます。

担当医師 略歴

食欲と中枢機序を肥満症治療に応用し開発したパイオニア

生活習慣病 担当医師
坂田 利家(さかた としいえ)
医学博士  福岡県生まれ

九州大学医学部助教授(H.3年迄)
ロックフェラー大学客員教授(S.63年迄)
大分医科大学名誉教授
中村学園大学大学院教授・客員教授(H.22年迄)
遼寧中医学院(中華人民共和国)客員教授(H.22年迄)

日本肥満学会の名誉会員
「肥満治療ガイドライン2006」の編集委員長